防音室体験へようこそ!Budsceneの防音ショールームを大公開します♪
皆さん、こんにちは。
防音アドバイザーBudscene並木です。
「百聞は一見に如かず」ということわざがありますよね。
ご存知の通り、「ある物事を理解する際は他人から100回聞くよりも自分で1度でも見た方がよくわかる」という意味です。
コレ、防音室にもいえることなんです!
字面は逆に「百見は一聞に如かず」となりますが(笑)
防音室を検討しているなら、カタログに記載されている防音性能の数値を100回眺めるより、1度でも実際に防音室を体験してどのくらい音が弱まるのかを聞いた方が確実です。
ということで、今回は弊社の防音ショールームを大公開いたします。
「百見は一聞に如かず!」
是非体験にいらしてください♪
目次
防音室体験の必要性
防音室は高額であるにもかかわらず、選ぶのが難しく購入を失敗しやすい商品といえます。
何故ならカタログやホームページ上での防音性能が実際の防音室の性能よりも高く記載されているという数値上のマジックがあるからです。
どうしてそんなことが起こるのか、その背景をご説明しましょう。
まず、防音性能の表し方には透過損失値と実測値の2つがあります。
- 透過損失値:
工場にある試験室(コンクリートでできた理想的な環境下)で検査される防音材のみの遮音性能 - 実測値
完成した防音室の実際の遮音性能
試験室と違い、完成した防音室にはドアや窓、ケーブル穴などがあるので、そこからわずかながらでも音が漏れてしまいます。
そのため、実測値はどうしても透過損失値より低くなります。
そこで防音室メーカーは消費者に対して自社製品の質を高くみせられるように、防音性能として透過損失値の方を記載します。
けれど防音室を検討している方はそんな事情知りませんよね?!
多くの方は記載されている数値通りの性能がそのまま再現されると信じて防音室を購入すると思います。
そしてその結果、想定していたレベルよりも低い防音性能しか得られずに皆さん困惑してしまうのです。
このように、カタログやホームページに記載されている性能数値は当てにならないことが多々あります。
やはり「百見は一聞に如かず」、防音室の性能を見極めるためには防音室体験をすることが一番でしょう!
防音室を実際に体験すれば、音がどのくらい弱くなるのかを自分の耳で確かめられます。
完成後の防音室の性能を感じられるので、「あれ?思っていたのと違う」ということも起こりにくくなります。
弊社の場合は、ピアノやトランペットなど利用用途に合わせた音を音源別に防音ショールームで発生させ、防音室内外でどのくらい音が小さくなっているかを実感してもらいます。
私たちのこだわりポイントはスピーカーです。
周波数(音域)の特性上、スピーカーは生の楽器に近い原音再生ができるものを使用しています。
持ち運び可能な楽器の場合は、2名で来ていただいて生演奏している音をもう1名が室外で聞くこともできます。
騒音計を見ていただければ、実測値も一目瞭然です。
Budsceneの防音ショールーム体験の流れ
弊社の防音ショールーム体験は次のような流れになります。
- 日時のご予約
- ご来訪
- 顔合わせ&カフェタイム
- 防音ショールーム体験
- ご相談・ご質問など
日時のご予約
まずは日時などのご予約を下記ツールからお願いいたします。
- TEL:03-4400-7678
- メールフォーム:https://budscene.co.jp/contact/
E-Mail:info@budscene.co.jp - LINE QRコード:
弊社定休日は火・水曜日なのですが、水曜日以外ならなるべく対応いたします。
急なお立ち寄りの場合は都合を調整できずに無駄足になってしまう恐れもあるので、予約制となることをご了承ください。
ご来訪
体験日時が決まったら、弊社(東京都台東区松が谷3-1-12 KAPPA D.C. 1-2F)へお越しください♪
目印は↓のBudsceneカフェです。
「防音室体験に来ました♪」と仰っていただければ、バリスタ兼任のスタッフが自慢の珈琲をご提供いたします。
珈琲が苦手な方には、抹茶ドリンクやフルーツソーダ、季節限定のドリンクなども用意していますのでお気軽にオーダーしてくださいね。
顔合わせ&カフェタイム
ドリンクを飲みながら簡単な顔合わせを行わせていただきます。
カフェを通り抜けると2Fへ続く階段があり、1F奥は初来訪でもリラックスできるような空間となっております。
打ち合わせスペースでくつろぎながら、「どんな防音室が欲しいか、こだわりたいポイントはあるか」といったことから「好きな音楽や映画、趣味嗜好」のことまで存分にお聞かせください。
防音ショールーム体験
次に、弊社の2Fで防音ショールームをご体験いただきます。
階段を上がると2Fエントランスが広がり、奥の防音ショールームやシアタールームのエリアへと続きます。
防音ショールームはピアノやヴァイオリン、ボーカル向けのD-35(35 dB減衰)仕様となります。
防音室の内外でどれくらい音が弱まるのかをご実感ください。
防音ショールームは演奏だけでなく楽曲制作の用途にも対応しており、DTM(※2)やDAW(※3)の環境も整えられています。
※2 DTM・・・Desk Top Musicの略。パソコンを利用して楽曲を制作すること。
※3 DAW・・・Digital Audio Workstationの略。楽曲の録音、編集、ミキシング、編曲などの一連の作業をデジタルでできるシステム。
また、防音ショールームのさらに奥にはシアタールームも備えており、Dolby Atmos(※4)の立体的な音像もご体験いただけます。
※4 Dolby Atmos・・・音の聞こえてくる方向や距離までリアルに再現する空間オーディオ技術
ご希望があればシアタ―ルームもご案内いたしますので、防音ショールームのご予約の際に一緒に申し出ていただければと思います。
弊社の3D見取り図はこちらになります。ご興味のある方は是非ご覧ください。
2Fから見たカフェ。
防音室側から見た2Fエントランス。
ご相談・ご質問など
体験後、防音に関してご相談・ご質問などがございましたら何でもお聞きください。
(あ、でも「リフォームローンを何年まで組めるのか?」というような内容でしたら一旦持ち帰らせていただくこともあるのでご了承願います^^;)
弊社では元々、防音室に対して多目的な使い方を推奨しています。
そのため例えばご家族で使うなら、奥様は防音室でピアノ教室を運営し、ご主人やお子様はシアタールームとして利用する、といった2way仕様も可能です。
防音室を兼用することもできますので、どうぞお気軽にご相談ください。
色々な用途で活用していただければ私たちも嬉しいですしね!
Budsceneの魅力
防音業界では、購入者が思った通りの防音性能を得られずに裁判にまで発展するケースもたくさんあります。
それだけ多くの人が防音性能の数値のマジックにだまされて、防音室購入後に後悔しているのです。
そんな中、弊社が創立以来15年間、裁判はもちろん性能クレームもゼロであるのは「常にお客様に対して誠実に対応しているからだ」と自負しております。
例えば、私たちは闇雲に防音性能を上げるような提案はしません。
多くの場合、お客様が防音室を作る目的は、音漏れをゼロにすることではなく近隣に迷惑をかけないことでしょう。
そのため弊社の施工は、近隣が気にならない雑音に紛れるレベルであるなら音が漏れても大丈夫なラインを目指します。
ですので、本来なら30 dB減衰で足りるはずの防音性能を50 dBと過剰に申告して、不要な費用を請求するようなことは一切しませんのでご安心ください。
また、防音室完成後には防音性能を測定し、性能が満たない場合には無料で作り直しを行っております。
施工しっぱなしでは防音性能がどのくらい確保できたかわからず、お客様に対して無責任と考えるからです。
このように弊社では常にお客様の立場に寄り添うことを心掛け、「工期が長い」「このくらいは音漏れする」といったマイナス面も事前に全て正直にお伝えしています。
まとめ
防音室を選ぶ際は、「数値上は希望の性能をクリアしていても、防音室完成後にその性能が再現されるとは限らない」ということを覚えておきましょう。
防音室購入で失敗しないためには、カタログやホームページに記載されている防音性能の数値を鵜呑みにせず、実際に体験してみることが大切です。
是非、防音室の展示場などに赴いて自分の耳で「どのくらい音が弱まるのか」を体感してみてください。
私たちBudsceneは求められた性能をしっかりと実現できる防音室を提供しています。
音にお悩みの方がいらっしゃいましたらご相談・ご依頼などいつでも承りますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
防音ショールームの見学・体験もお待ちしております♪
最後までご覧いただきありがとうございました。
防音アドバイザーBudscene並木でした。
質問コーナー
Q. 防音室体験の所要時間はどのくらいですか?
A. ケースによりますが、大体1~1.5時間ほどになります。
Q. DIYでの防音相談で、防音室体験はできますか?
A. 申し訳ありません。
防音DIYをご相談の方には基本的に防音ショールームのご案内はしておりません。
何故かというと、DIYと弊社で創る防音室では構造や施工法、材料が異なるため、ショールームを体験いただいても参考にならないからです。
DIYに関してはLINEや生配信でお応えしているので、そちらを利用していただければと思います。
Q. シアタールームはレンタルもできるのですか?
A. はい。レンタルも受け付けております。
先日も海外の方から「日本観光中にプロポーズをする予定なので、Budsceneシアタールームを貸してほしい」というご依頼があったところなんですよ♪嬉しい限りですね^^
レンタルご希望の方は、防音ショールームと同じく下記ツールからご予約をお願いします。
- TEL:03-4400-7678
- メールフォーム:https://budscene.co.jp/contact/
E-Mail:info@budscene.co.jp - LINE QRコード:
料金表はこちらになります。
Q. 1Fカフェのメニューはどんなものがあるのですか?
A. こちらがメニューになります。
防音室をご検討中で、防音ショールームを体験しにいらしてくださったお客様には1名様1杯無料でご提供いたします♪
お好みのドリンクはありましたでしょうか?!
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