【事例45】-マンションでダーツの音対策!RC構造でも響く?-
築3年・RC構造のマンションに住んでいます。
自宅でダーツを楽しみたいのですが、ダーツの音を隣や下の部屋に響かせたくありません。
防音のお悩み相談・質問コーナー。
今回のゲストは、ダーツが趣味のrさんです。
では、ご相談・ご質問をどうぞ!
こんにちは。
マンションに住んでいます。
自宅でダーツをしたいのですが、音で近隣に迷惑をかけないか心配です。
相談にのっていただけないでしょうか?!
こんにちは。
ダーツ、楽しいですよね!
マンションはどのような環境なのでしょうか。
築3年のRC構造で、近くに高速道路があります。
室内の平均騒音値は40 dBくらいで、ダーツをすると85 dBほどの騒音が発生します。
部屋にいる時に聞こえるのは「廊下の話声」と「外の高速道路を走っている車の音」くらいで、隣の部屋からはほとんど何も音はしません。
具体的な対策について教えていただけないでしょうか。
ちなみにダーツの音は、ティッシュBOXを膝の高さから落とした時の音に似ています。
既にご自分で音量を測定なさっているのですね。
ダーツの音は
①ダーツから壁・床・天井に直接伝わる振動音
②空気を伝わる音
の2種類があります。
「音が何をどうやって伝わるか」でも対策は違ってきます。
①の音を抑えるには、防振が必要です。
的となるボードの足に、重さに見合った防振ゴムを設置してください。
タイルカーペットやジョイントマットを何層も繰り返し敷くのも効果的です。
現状の段階で床に耳を付けてダーツの音を確認し、防振を設けた後に比較してみて、「音が遠のいた」と感じられたら防振が上手くいっている証拠です。
的の高さが変わってしまいますが、そこは防振に必要なことなので許容くださいね。
②の音に関してはRC造の建物で、しかも昼間であれば、そこまで問題視する必要はないでしょう。
ありがとうございます!
タイルカーペットやジョイントマットを購入します。
壁にもマット等を付け加えた方がよいですか?
効果はごく僅かですね💧
そうなのですね。
大変助かりました。
ありがとうございました。
これからも音に悩んだら、お気軽にご相談ください!
👉POINT
・効果的な対策を講じるためには、音の伝わり方を具体的に把握することが大切。
・マンションの防音対策は防振が重要。
・ダーツの場合は本体の足に防振ゴムを設置したり、タイルカーペットやジョイントマットを重ねることで効果が期待できる。
・マンションでダーツなどの趣味を楽しむ際には、近隣への配慮を忘れずに、専門家のアドバイスを参考に適切な防音・防振対策を行うようにしよう!
Budsceneでは、LINEを通じて個別の騒音問題に寄り添い、専門的なアドバイスを提供しています。
騒音にお困りの際は、一人で悩まずにぜひ一度ご相談ください。