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Budsceneの防音室で究極のホームシアターを実現!-施工事例8.新築戸建てのホームシアター-

公開日:
防音アドバイザー 並木 勇一 株式会社Budscene代表取締役
防音室・ホームシアターの専門家として、防音室の設計デザインから音響空間のデザインまで手掛けています。 音に関するお悩みを解決するきっかけになればと考え、正しい情報を元に防音に関するノウハウや情報を発信しています。

皆さん、こんにちは。
防音アドバイザーBudscene並木です。

ただ今、以前弊社が家の設計段階から計画・施工した究極の防音ホームシアターに伺っております。
室内はまるで異空間のように、生活スペースとガラッと雰囲気が変わっています♪

ホームシアター1

 

今回は施主であるHさんのご協力のもと、Budsceneの具体的な施工事例として、特徴や防音性能をご紹介いたします。

ホームシアターの特徴

それではホームシアターの特徴をお伝えします。

埋め込み式スピーカー

こちらのホームシアターはDolbyAtmos(※1)を実現するために天井にスピーカーを埋め込んでいます。

※1 DolbyAtmos・・・アメリカのドルビーラボラトリーズ社が開発した、複数のスピーカーを使って音を立体的に再生し、聞き手を音で取り囲むことで臨場感を高める音声の記録再生方法。

ホームシアター3

 

音を立体的に再現するためには上方にスピーカーを設置することが必須なので、天井に埋め込むか、そのまま出して天井に設置するかの2択になるのですが、今回は室内のデラックス感を重視して埋め込み式で施工しています。

ダウンライト

天井には他にダウンライトも設置しています。
これにより、様々なシーンに合わせて雰囲気を変えることができます。
オレンジ色に白色と、照明の色も変えられます。

ホームシアター3

 

床の高さ

ホームシアターの床が、通常の1階の床よりも低くなっているのがおわかりでしょうか。

ホームシアター2

 

これは天井高をかせぐためです。

ダウンライトや埋め込みスピーカーの場合、天井との間にどうしても隙間ができるので、そこから音が漏れていって防音性能が下がってしまうんです。

そこで、このホームシアターは防音層を3重にして天井の上に設けています。
つまり3重天井で音漏れを防いでいることになります。

しかし天井の裏に防音層があると、その分天井が低くなって圧迫感がでてしまうので、そこをクリアするために床を低くしてカバーしています。

新築戸建てならではの、家の設計時点から防音を組み込んだ計画的な施工なのです。

音響システム構成

ホームシアター内は、立体的な音響を再現して音に包み込まれるような臨場感を生みだすために、複数のスピーカーを配置してあります。

採用したサラウンドフォーマットは9.3.4chです。
9.3.4chとは次のような意味です。

サラウンド_9.3.4

 

サブウーファーが3個あるのですが、もうすごい迫力のある音で興奮しますよ。
フロントスピーカーだけでもだいぶ音響はよいと思うのですが、やっぱり低い方の音を補いたくなるんですよね。

サラウンドフォーマットとして、フロントハイト(※2)やフロントワイド(※3)もありますが、そちらはアンプで対応しています。

※2 フロントハイト・・・高さ方向の音場を表現するために、フロントスピーカーの上方にスピーカーを設置するサラウンドフォーマット。
※3 フロントワイド・・・サイド方向の音場を表現するために、フロントスピーカーの外側にスピーカーを設置するサラウンドフォーマット。

配線

スピーカーの配線

配線は壁の中を通って各スピーカーに通じています。
プレートの穴から音が漏れてしまわないように全てカバーで覆って防音処理した上で、マルチチャンネル(※4)に対応するかたちで隠蔽配管をしています。

※4 マルチチャンネル・・・1つの記録で複数のチャンネルを再生・受信できる記録再生方法。

配線を交換する場合もあるため、あえて仕舞わずにいる部分もあります。

ホームシアター5

 

エアコンの配線

エアコンは室外機と最短距離であると配線しやすいのですが、今回はプロジェクターとスクリーンを部屋の長辺に配置する方を優先しています。

ホームシアター6

 

そのため、エアコン室外機を置ける「外に面する壁」ではなく、「建物内玄関と面した壁」にエアコンを設置しています。
長めの距離ですが、こちらも隠蔽配管で配線しています。

そうそう。弊社プランにはエアコンの計画・施工も含まれており、外注しなくてもよいのでご安心くださいね。

プロジェクターの配線

プロジェクターの配線はHDMIケーブル(※5)で、こちらも天井裏を通してスッキリ隠蔽しながら接続しています。

※5 HDMIケーブル・・・High-Definition Multimedia Interfaceの略。映像・音声・制御信号を1本のケーブルにまとめて送ることができる通信規格のこと。

HDMIケーブルは最短でつなげるために天井裏を通しています。

スクリーン&プロジェクター

スクリーンサイズは投射距離で決め、基本的に100、110、120、130・・・のように10インチ刻みなのですが、今回は特注で117インチで作っています。
「なるべくスクリーンサイスを大きくしたい」、しかし「120インチだとサイドのスピーカーにプロジェクターの光が当たって影が映りこんでしまう」という状況の中、ギリギリのサイズで製作しました。

スクリーンはレイロドールという高級な生地を使っています。
4K HDR(※6、※7)や8Kの映像も綺麗に再現できます。

※6  4K・8K・・・水平方向の画素数。4K → 約4,000画素、8K → 8,000画素、K → 単位の「キロ」。
※7  HDR・・・High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略称。従来のStandard Dynamic Range(SDRスタンダードダイナミックレンジ)に比べて、映像の明るい部分と暗い部分をより鮮明に表示する技術。白飛びや黒つぶれを防ぎ、肉眼で見た状態に近い、よりリアルな映像を再現できる。

プロジェクターはなんと!SONY製100万円超えです。ホームシアター7

良いプロジェクターで観た映像はやっぱり綺麗ですね!

防音性能

実際に音をだしてどれくらい外で聞こえるのか、騒音計で防音性能を確認してみましょう。

ホームシアター内

ホームシアター内で、私が好きなTwiceを約90 dB前後で流します♪

ホームシアター8

ホームシアター外(ドア前)

ホームシアターをでたドア前での測定結果は約60 dB前後です。
室外のドア前では約30 dBの減衰となっており、60 dB(一般的な話し声)くらいの音量になっていることが確認できました。

ホームシアター8

ホームシアター外(家の外)

次に外に出てみましょう。
家の外では車の音など雑音がうるさく騒音計の音量が変動してしまうので、体感をお伝えします。

ホームシアター10

 

ベースの低音は何となく感じますが、ボーカルの声や曲が何か?というのはわからないくらいです。
壁の近くで聞き耳をたてればうっすら聞こえますが、外を歩いている人達は気にならないでしょう。
隣人に対しては、隣の家の壁もあるので全く迷惑になっていないはずです。

使い方

ホームシアターは様々な使い方ができます。

まずは音響設備をご紹介します。

アンプは次の機器が揃えられています。

  • AVアンプ(Macintosh製)→ フロント2チャンネル以外のスピーカー用
  • パワーアンプ(Macintosh製) → フロント2チャンネルのスピーカー用
  • プリアンプ(Macintosh製)→ フロント2チャンネルのスピーカー用

プレイヤーは次の機器が揃えられています。

  • CDプレイヤー(ESOTERIC製)
  • レコードプレイヤー(DENON製)

 

ホームシアター11

こういった機器を使って

  • AppleTVでYouTube、Netflix、PrimeVideo、hulu、Disney+などを観る
  • 民放をUHD(4K対応Ultra HD Blu-ray)で観る
  • CD・レコードを聴く
  • プレイステーション5などのゲームをする

といったことができる環境がまるっと整っています。

レンタルシアター「Theater SPROUT」&カフェ「Sensing Touch of Earth」

弊社は2階にレンタルシアタールーム「Theater SPROUT」を、1階にカフェ「Sensing Touch of Earth」を設けています。

Theater SPROUTではNetflix、PrimeVideo、Disney+などにご自身アカウントで入り、映画やライブを鑑賞していただけます。

ホームシアター12

 

最近は映画館でもDolby CINEMA(※8) やI MAX(※9)を採用しているところが増えてきています。

※8 DolbyCINEMA・・・ドルビーラボラトリーズ社が誇る最新の音響技術DolbyAtmosや映像技術DolbyVisionを駆使し、洗練されたデザインを組み合わせて臨場感あふれる体験を提供する独自のシアター。
※8’ DolbyVision・・・ドルビーラボラトリーズ社が開発したHDR映像のための、コンテンツ制作・配信・再生を含めた技術群。
※9 I MAX・・・カナダの映画会社IMAXコーポレーションが手掛ける高解像度のカメラ、フィルムフォーマット、フィルムプロジェクター、横長の大画面、急勾配のスタジアム席からなる独自のシアター。

「一本の映画を音・映像にこだわって、会場を選んで観る」という流れがでてきているんです。
実際に今再生している空間オーディオの情報をみてみると、DolbyAtmosの音源で配信されている曲ということがわかります。
音源や映像自体もこういう風に、最適な環境で質を追求できるようになっているものが増えてきているんですよね。

ホームシアター13

 

DolbyAtmosやDolbyVisionを高画像の4K HDR映像で体験したい時は、是非弊社レンタルシアターにお越しください。
今回ご紹介したホームシアターに負けず劣らずの本格的なホームシアターを体験できます♪
体感が全然違いますよ。本当に音が体にくるんです!

なお、今回のホームシアターはスピーカーやプロジェクターをSONY製にしていますが、Theater SPROUTではVictor製を使っています。
Budsceneカフェ「Sensing Touch of Earth」のパラゴンを鳴らしているのはMacintoshです。

ホームシアター13

 

まとめ

今回は究極のホームシアターということで、新築戸建てで実現したホームシアターをご紹介させていただきました。

ホームシアター15

Hさんのロマンがいっぱい詰まった趣味のお部屋はいかがでしたか?!
こういうお部屋で余暇を過ごすのも贅沢ですよね♪

私たちBudsceneは求められた性能をしっかりと実現することはもちろん、細部までご希望を叶えるオンリーワンの防音室を提供しております。
音について悩んでいること・迷っていることなどがありましたら、ご相談・ご依頼などいつでも承りますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
レンタルシアタールーム「Theater SPROUT」や防音ショールームの見学・体験もお待ちしております♪

最後までご覧いただきありがとうございました。
防音アドバイザーBudscene並木でした。

質問コーナー

Q. 築10年の家に住んでおりますが、ずっと近所の子どもの奇声や大声に悩まされており、もう6年は窓を開けていません。子どもの甲高い声を何とか遮りたいのですが、防音ガラスにするのがいいのか?どこの業者がよいのか?悩んでいます。
A. 声であれば、二重サッシ(内窓)で改善が見込めます。
とはいっても全く聞こえなくなるわけではないので、どこまで許容できるかを考えていただくとよいかもしれません。
こちらを参考にしてみてください。
【どうなる?トリプルガラス・2重窓・3重窓+防音カーテンの性能を検証!】

Q. JBLパラゴン(※10)が名機と聞きますが、実際はどうですか?
※10 JBLパラゴン・・・音響機器メーカーJBLが1958年に発売した3ウェイ型・オールホーン形式の左右一体型ステレオスピーカー。
独特の構造とJBLの高い技術力により、最高級スピーカーの一つとして多くのオーディオファンを魅了している。
A. 個人的には、ジャズやクラシックで躍動感ある豊かな音色が響き渡るので大切にしたいスピーカーです。

Q. レンタルシアター「Theater SPROUT」の料金を教えてください。
A.「Theater SPROUT」の料金は下記のようになっております。

シアター_レンタル料金

弊社には他にもカフェや防音体験ルームもございます。
お気軽にご利用ください♪
詳しくはこちらをご覧いただければと思います。
【防音室体験へようこそ!Budsceneの防音ショールームを大公開します♪】

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【音響も映像もリアル以上を実現する防音映画館!】

【防音アドバイザー 並木勇一チャンネル】

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