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【事例51】-賃貸アパートに建て替え、ピアノ教室も-

木造アパートを建て替える際に、ピアノレッスン室を作りたいと考えています。
遮音性能に不安があるのですが、アドバイスいただけないでしょうか。

はじめまして。
xと申します。

来年、実家を3階建ての木造アパートに建替え、1階部分に私のピアノレッスン室を作る予定です。

ピアノ2

色々と調べているうちに、木造アパートに防音室を作るのはとてもハードルが高いと知りました。
ホームメーカーさんからいくつか防音業者さんを教えていただき、簡単な見積りを提示してもらいましたが、遮音性能に関して不安で賃貸部分への音漏れを心配しています💧(ホームメーカーさんは、あまり深刻に考えていないようですが・・・)

ネット検索で御社のYouTubeを拝見し、「是非、相談にのっていただきたい」と思い連絡いたしました。

どうぞ、よろしくお願いします。

はじめまして。
弊社にご連絡いただき光栄です。

防音室はどのくらいの広さを予定していますか?
図面があれば、より詳細にアドバイスできると思います。

広さは18帖ほど、天井高は2 m35 cmです。
細かい図面はまだホームメーカーさんから提出いただいておりませんが、レッスン以外にリハーサルなどを行う時には20〜25席くらい設けたいと思っています。

ピアノは、グランドピアノ(ヤマハC3)を置きます。
またトイレ、洗面台、ミニキッチン、楽譜収納場所なども設置する予定です。

なるほど。

アパートで最も注意しないといけないのは真上の部屋です。
真上の階は、鉄筋コンクリート造(RC造)であれば十分な遮音性能を確保できますが、木造や鉄骨造の場合には難しいでしょう。
(ドラムや和太鼓などの重低音が響く打楽器向けの防音室であれば上階にもほぼ聞こえない環境は作れるのですが、それではオーバースペックかつ価格も高額となってしまいます。)

そのため、真上の部屋にはご自身が住むことをおすすめします。

ありがとうございます!

横の部屋よりも、上階が問題だったのですね💡
横の部屋の方が影響が大きいと思っていました。

動画も、しっかり拝見します。

質問なのですが、
①上階への遮音等級をD-60にする事は可能ですか?
② 防音室の天井高をとるためには、床を下げる方法しかありませんか?
現在の天井高は、2 m35 cmです。
③ 貴社に防音室をお願いする場合の費用は、18帖程度の場合どうなりますか?
ホームページの価格表では12帖までしか載っておらず・・・。

お忙しい中、続けての質問で申し訳ありません。
お時間のある時に教えていただければ、助かります。
よろしくお願いします。

いえいえ、質問大歓迎ですよ!

①上階に対してD-60は可能ですが、それでも演奏音は聞こえるはずです。
もし少しの音量でも気になる場合は、自室ではなくても蔵や物置、収納スペースなどに活用するのもよいかと思います。

②天井高をかせぎたい場合には、建物基礎の床の底面から計画して防音室を作ります。
図面などありますでしょうか。

③費用に関しましては、防音室のプランと見積もり作成させていただきたいので、建築スケージュールを教えていただけますでしょうか!

①に関して、音の影響が横の部屋より上の部屋に大きいのであれば、真上を妹の部屋にします!
(私は、数件隣に自宅があります。)

数社の防音施工会社さんに「上よりも横の部屋の方が音の影響がある」といわれたため、「妹の部屋を防音室の隣にしようか」と考え始めていたところでした。

②の図面に関しては、ホームメーカーさんに確認しました。
来月には細かい図面ができるそうです。

③に関して、来年3月に現在の建物を解体、4月から着工、年末までには完成予定です。

現在は、27年前に父が建てた家があり、そこに作ってもらったピアノ室でピアノ教室を運営しています
土地建物は、父が亡くなり私が相続しました。
今後もこの場所でピアノ教室を続けたく、今回の計画を立てました。

そうだったのですね!

木造の場合、隣室に対して壁だけでは満足な性能を得られませんが、収納や水回りを挟んだりと、間取りを工夫できれば充分な遮音性能を確保することが可能です。

まずは一般的なピアノ向け防音室としてのプラン作成に取りかかりますね。

間取りの防音についても解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
【圧倒的コスパ!間取り防音とは?!】

よろしくお願いします。

大まかな図面を元に、提案できる防音室プランの資料を作成いたしました。
玄関ホールや前室を考えると、やはり隣室よりも上階の方が音漏れしやすい空間と考えられます。
間取りは曖昧な部分がありましたので想像で記載しております。

景観を損なわない大型の窓として少し縁側を設けつつ、満足な遮音性能を得られるプランになっています。
天井高を確保するために、基礎の底面からの工事にて見積もりをさせていただきました。
玄関ホールからほぼフラットで防音室の床が造られるようなイメージです。

広さや間取りで誤っている部分もあるかとは思いますが、まずは検討の上でのたたき台として資料をご確認ください。

参考図面を添付します。
・防音室設置参考図
・防音プランシート
・概算見積書
・断面参考図

以上4点をお送りいたします。

3大書類

ご不明な点があれば、お気軽にご連絡ください。

とても細かく作成していただき、ありがとうございます。

明日ホームメーカーさんとの打ち合わせがありますので、早速検討させていただきます。

質問があります。
 
 ①このプランで、上階への遮音性能はどのくらいになりますか?
 
 ②天井高は、2399 mmでしょうか?
一階部分の天井高がもともと2350 mmなのですが、床を掘り下げなくても、2399 mmは確保できる、ということでしょうか?

①に関しましては、D-55の遮音性能となります。
リビングでTVなどが点いていたらさほど気になる音量ではありませんが、就寝時でしたら気になるかもしれません。

②につきましては、ホームメーカーさんの「矩計り」という断面図しだいで天井高が決まります。
床に100 mm・天井に150 mmの防音層を要しますので、仕上がりの天井高さは従来の天井高-250 mmになるとお考えください。
こちらについてはホームメーカーさんとも意見交換しながら進めさせていただければ、と思います。

ご回答いただき、ありがとうございます。

やはり木造でのピアノ防音室には、課題が多々あるのですね!
先に防音室のことを検討してからホームメーカーさんを選んだ方がよかったのですね💧

家族にも再度相談してみようと思います。

確かに我々防音室施工会社が設計時から携わることができれば、防音には有利になると思います。

性能に関しては、どれくらい音が漏れるのかをご自身の耳で実際に確認いただけますので、お時間が作れそうでしたら弊社ショールームに是非足をお運びください。

色々とアドバイスをありがとうございました。
 
家族との相談の結果、理想のピアノルームを作るために、賃貸物件にするか・しないか、またホームメーカーさんの選定も含め、もう一度最初から検討し直すことになりました。
方向性がはっきりと決まりましたら、再度ご相談させてください。

承知いたしました。

弊社防音室をご検討の際は、より理想の防音室を実現するために、間取り検討の段階からご相談いただければ、と思います。

~後日~

お早うございます。

昨日、家族から「地下室を作ったら?」という提案がありました。

地下室

予算もあるので、そもそも地下室を作れるかどうかわからないのですが、もし可能な場合、ピアノ防音室は地下の方がよいでしょうか?

知人が音楽関係の仕事で地下にミキサーやキーボードを置いていたこともあり、検討しようか迷っています。
メリット・デメリットを教えていただけるとありがたいです。

お忙しい中、申し訳ありません。
お時間のある時で構いませんので、よろしくお願いします。

地下室は地面に潜っているので、確かに音が近隣に漏れにくくはなります。

しかし、次の理由からあまりおすすめはいたしません。

ドライエリア(※1)を設けなければいけない。
 ※1 ドライエリア・・・建築物の外壁を囲むように掘り下げられた空間。
  地下室の環境を改善するため、採光・防湿・通風の確保・閉塞感の解消・避難経 路の確保などを目的として、建築基準法第29条で設置を定められている。

dry_area

階段スペースやエレベーターホールなどから、かえって上の階に音が漏れやすい構造になることもある。
地下室は湿気がたまりやすく、ピアノにとってよい環境とはいえない

こういった点から、わざわざ費用をかけて地下室を作るよりは、地上で防音室を実現する方がよいのではないでしょうか。
部屋面積を確保できない場合には、地下室という選択肢もありますが・・・ご家族とご相談してみてください。

地下室でも、色々と問題点は発生するのですね。

教えていただき、ありがとうございます!
家族と話し合ってみます。

これからも音に悩んだら、お気軽にご相談ください!

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