【事例61】-施工業者さんに防音施工を依頼するためのアドバイス-
自宅でピアノとエレキギターの演奏をしたく、オーディオにもこだわりたいので、建築屋さんに防音対策をお願いする予定です。
施工業者さんにどういった指示をすればよいでしょうか。
防音のお悩み相談・質問コーナー。
今回のゲストは、自宅で音楽を楽しみたく、防音工事を建築屋さんに依頼する予定のζさんです。
では、ご相談・ご質問をどうぞ!
はじめまして。
築26年・木造の中古住宅を購入しました。
隣家との距離は1.5 mです。
まだ引っ越しはしておらず、ピアノやエレキギターの演奏、オーディオを自宅で楽しみたいので、これから建築屋さんに防音対策をお願いする予定です。
建築屋さんにどのような指示をだせばよいのか、アドバイスいただけると助かります。
はじめまして。
ピアノやエレキギターを弾かれるのですね。
まずは、購入したご自宅の間取りを教えていただけますか?
お忙しいところ返信ありがとうございます!
間取りはこちらになります。
物件購入後、すぐにコンポを持ち込んで爆音で鳴らしてみたところ、
・壁C(一番心配していた隣家側) → ほとんど聞こえない
・窓D → 少し聞こえる程度
・居間 → かなりうるさく聞こえる
・2階 → ちょっと聞こえる
という結果でした。
そこでとりあえず
・異厚複層の内窓設置
・床は防音カーペットと部分的に防振ゴム
・ウォークインクローゼットの引き戸は20万円台の防音ドア
・ドアB(幅の狭いドア)は潰すか、重いものと交換
という対策を考えています。
施行後もまだ居間がうるさいようなら、壁にも追加工事(AB面の壁にスタッド・断熱材・ボードを加える)をしようと思っています。
引っ越しはまだ先でピアノは搬入できていないので、ピアノの影響が未知数です。
内窓とドア対策のみで、ピアノを弾いても隣家側に影響ないかが気になります。
手をつけるならどこを施工すべきか、また別の方法があればぜひアドバイスよろしくお願いします。
補足
当初の目的は隣家対策のためのものでしたが、隣家側ではほとんど聞こえないことがわかったため、室内側の対策に変更しました。
家族がテレビを見るときに支障ない程度に、音を軽減できればと思います。
実際に生活をした際に、防音をどれだけしたいかという数値が見えてくるはずです。
新築で間取り防音をするわけではないので、引っ越し後に対策を模索していきましょう。
よろしくお願いします。
今、内窓の補助金を申請中です。
またご連絡させていただきます。
内窓はガラスの選択が重要なので、下記も参考にしてみてください。
【トリプルガラス、2重サッシ、内窓、防音カーテン、を徹底検証!】
参考動画をありがとうございます。
依頼する建築屋さんを決めました。
ただ、建築屋さんには内窓のガラス厚さ[3+10+5]をお願いしていたのに、危うく[3+12+3]で発注されるところでした…💧
こちらの指示通り発注してくれているか心配になり、「防音アドバイザーさんからもこう言われている」と念押しして当初の通りにしてもらった、という経緯があります。
また、内窓を設置すると重くなるので床下に鋼製束の補強を入れたいのですが、建築屋さんは「内窓程度で入れたことない、大丈夫では?」といっています。
築26年の木造住宅ですが、補強は必要ないでしょうか?
鋼製束を入れるなら1本でいいでしょうか?
[3+12+3]は我々では選択しないガラス厚の組み合わせですが、建築屋さんには何か考えがあるのかもしれませんね。
ガラスサッシ部分は人が乗っても大丈夫な強度はありますので、補強の必要はないと考えます。
[3+12+3]は、防音ではなく、雪国で一般住宅に入れる場合の標準仕様のようです。
窓下の補強は不要なんですね。
お聞きして良かったです!
もし壁なども含めた部屋全体を2重にする場合でも、床下補強は不要なんでしょうか?
壁際は付近に梁や大引きがあるので、よっぽど負荷をかけない限り問題ないはずですよ。
そうなんですね。
壁も補強するなら、鋼製束をガッツリ入れてもらうつもりでした・・・。
リフォーム会社に防音施工を依頼しても、求めている遮音性能が得られないことがあります。
下記の動画は、信用できない業者に防音工事を頼んでしまい、結局音漏れの悩みが解決しないのにお金だけ取られて、弊社に駆け込んできた方のケースです。
業者さんに対しても、信用できるかどうかを見極めることが大切です。
【これでピアノ防音室と言えるのか?大手建材メーカーの防音室に突撃して遮音性能測定の実録!!!!!カタログに記載のある遮音性能が確保されていない時の施工側の対応は?】
【建築会社が工事しても防音性が向上しない!賃貸物件オーナーからの依頼!「入居者さん同士のプライバシーを守るための防音性を絶対確保したい!」を実現してきました!】
そういうこともあるのですね!
今依頼している建築屋さんは親身に対応してくれてはいるのですが、知識面については不安なところがあります。
その後色々と検討して、狭いドアBを外して壁化し、その一面のみ防音対策することにしました。
ピアノとオーディオ、将来エレキギターもありのケースでも、御社の下記の動画と同じ施工でよろしいでしょうか。
【【防音DIY】プロが考えるDIYの防音間仕切り作ってみた動画!】
この施工で問題なしなら、建築屋さんに動画を送ろうかと思います。
・音源の音量⇒〇〇dBの音を出すのか?
・音源の音量をどこに対してどれだけ防ぎたい⇒〇〇dBまで減衰させたい
という数値が把握できないと、何ともいえませんね。
工事に費用をかけると、費用対効果がマッチしない可能性が高いと思いますよ。
一般の建築業者さんは、そのくらい防音に関する知識がないことが多いので。
大変な作業ですが音の数値化に取り組んでみてください。
下記が音の数値化の再生リストです。
【防音を考える際に最も重要な事はゴールセッティング!】
ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
目標が無事に達成することを祈っております。
これからも音に悩んだら、お気軽にご連絡ください!


