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自分の防音室に必要な性能の考え方

更新日:

こんにちは!防音室の匠Budscene並木です。
防音室を検討する上で、自分が求めている防音室の性能はご存じでしょうか?

防音室の性能はコストに比例してきますので、ご自身が求めている防音室の性能を把握し、実現出来る会社と打ち合わせを進める事が最もコストを抑える事が出来る方法です。

必要な性能を実現出来るか出来ないかは、防音室のメーカー次第ではありますので、必要な性能を実現出来る定で書かせていただきます。メーカーとしては性能保持が当たり前の約束事なので。

防音室の性能を把握するには、お部屋の中で発生する音の大きさと、外部もしくは隣室などで発生している環境騒音(自然と発生してしまっている騒音の事)を知る必要があります。

例えば・・・

(防音室内で発生する音の大きさA)-(必要な防音性能B)=(外部環境騒音C)

上記が防音室の性能の考え方です。

(ピアノ演奏 90dB)-(必要な防音性能B)=(昼間の外部環境騒音 45dB)

必要な防音性能は 45dBとなります。これが夜間の環境騒音になると・・・・・
(ピアノ演奏 90dB)-(必要な防音性能B)=(夜間の外部環境騒音 35dB)

必要な防音性能は55dBとなります。これが隣室となると・・・・・

(ピアノ演奏 90dB)-(必要な防音性能B)=(隣室の室内環境騒音 20dB)

必要な防音性能は65dBとなります。

このように実際に発生する音の大きさと、音を防ぎたい場所の環境騒音から防音性能を決めていきます。

発生する音が大きくなれば、それだけ防音性能が必要になってくるのです。防ぎたい場所の環境騒音が静かになれば、それだけ防音性能が必要になってくるのです。

音の大きの目安は添付写真を参考くださいませ。
防音室の匠 Budscene並木でした。

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並木 勇一 株式会社Budscene代表取締役
防音室・ホームシアターの専門家として、防音室の設計デザインから音響空間のデザインまで手掛けています。 音に関するお悩みを解決するきっかけになればと考え、正しい情報を元に防音に関するノウハウや情報を発信しています。
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