おうち映画を10倍楽しむ方法!5.1chで臨場感のある立体的な音を再現しよう♪
おうち映画でなにより一番に「音」を楽しみたいという方は多いのではないでしょうか。
今回はそんな音を最大限に楽しむ5.1chサラウンドについてご紹介していきます。
目次
5.1chサラウンドとはどんな音?
5.1chサラウンド(ゴー・テン・イチ・チャンネル・サラウンド)この言葉を一度は聞いたことたことがあると思います。
これはどんな音なのかというと、一言でいえば立体的な音響のことです。
映像で人が右から左に走り抜ければ、右から左に音が移動したり、空を飛んでいるヘリコプターの音は背後から聞こえたりと。
通常のテレビの左右のスピーカーだけではなく、様々に設置されたスピーカーから音が出る事で、臨場感のある立体的な音を感じることが出来ます。
5.1chの「5.1」って何?」
ズバリ数字はスピーカーの数を表しています。
通常左右の2つのスピーカーだけですが、それにプラスして前面中央に1個、後方の左右に2個。
そしてサブウーファーという低音補正用のスピーカーを0.1個と表現して、5.1chと呼ばれています。
サブウーファーの設置ポジションは決まっていないので、6chという表記ではなく5.1chという表記になっています。
例えば、低音でソファごと揺らしたいという方はソファの真横にサブウーファーを置くと、音の振動が体に伝わり臨場感を味わえます。
様々な5.1chを楽しもう
映画鑑賞の場合…
5.1chで、映画館に近い音が実現できます。
例えば右から左に向かって主演がセリフを喋りながら歩くシーンがあるとすると、音は右のスピーカーから真ん中のスピーカーに徐々に移動して、最終的には左のスピーカーを抜けていくというように映像に合わせて音の移動も体感することができます。
音が立体的に感じられる5.1chの空間で映画を観ると、より臨場感のある体験が楽しめます。
ライブ鑑賞の場合…
前の3つのスピーカーではステージ上の音が、後ろ2つのスピーカーでは観客の声援や拍手、更には会場に跳ね返る残響音まで上手く表現されているコンテンツもあります。
5.1chで見る事で、ライブ会場の真ん中で見ているような臨場感がお部屋で体験することが出来ます。
スポーツ観戦の場合…
例えばサッカーの試合だと、前の3つのスピーカーでフィールドの音を出し、実況中継の声を真ん中のスピーカーから出し、後ろ2つのスピーカーではファンの声援や応援の音が流れ、まるで試合会場の広大な空間も音で感じることが出来、まるで特等席で試合を見ているような感覚で見ることができます。
5.1chはどこにある?
5.1chがどんなスピーカーなのかはお分かりいただけたかと思います。
では、その5.1chを楽しめるコンテンツはどこにあるでしょうか?
実は身近なところに5.1chのコンテンツは溢れています
・映画Blu-ray、DVDのほとんどが5.1chに対応
・Netflix/Amazonプライム/U-NEXTなどの映画配信系コンテンツも5.1chに対応
・アーティストのライブディスク等も5.1chで収録されています
・地上デジタル、BS/CS、生放送も5.1chで対応している場合あり
・オリンピックやワールドカップ、世界規模の大会も5.1ch放送
・サッカーやプロ野球も5.1chで楽しめます。
・PS4/PS3/Nintendo Switch/Wii Uなどのゲーム機本体も5.1ch対応。もちろん多くのゲームが5.1chに対応しています。
5.1chを体験してみる
5.1chをまず体験してみたいと思ったら、手軽なのは大型電気店へ行って、テレビ、またはオーディオやスピーカーの置いてあるコーナーに行くことです。
大型店でしたら5.1chの体験スペースが設けられていることがありますし、店員さんに相談すればおすすめや、注目の新製品を教えてくれます。ただ、店内だと喧騒の中ですからゆっくり体験することは難しいでしょう。
そんな時は、プライベートシアターをレンタルするのもおすすめです。音響設備が整ったシアターでしたら映画館さながらの迫力で映画を楽しむことができます。
弊社が運営する、貸切映画館・シアタースプラウトは、5.1chを超える7.1.4chのドルビーアトモス対応のサラウンド環境で、映画がデザインする音の世界をそのまま体験いただけます。
1名から予約ができ、価格もリーズナブル。予約のない日は見学解放されていますので、気になる方はぜひ一度訪れてみてください。
シアタースプラウト公式サイト:https://theatersprout.budscene.xyz/
中古の5.1chスピーカーを買ってみよう
スピーカーの事は詳しくないけれど、手頃な価格でとにかく5.1chの環境を整えたい!
そんな時は中古スピーカーの購入がおすすめです。
メルカリなどのフリマアプリやサイトで、「5.1ch サラウンドシステム」と検索してみてください。新機種の買い替えを理由に昔使ってた5.1chサラウンドシステムを出品されてる方が多くいますので、そちらを購入してみましょう。
様々なデザインのスピーカーがあるので、部屋に置いたイメージを想像しながら選んでみてください。
中古購入の注意点
中古スピーカーの購入を検討する際に重要なのは、システムとTVを繋ぐケーブルのタイプの確認です。
必ずHDMI端子のものを選んでください。
古いタイプのシステムですと、HDMIに対応していない場合があります。
HDMIではない古い端子だと別でケーブルの購入が必要になり、すぐに5.1chを楽しむ事ができないので、端子の確認は必須です。
フリマサイトで端子の情報がわからない場合は、出品されているサラウンドシステムのメーカーと型番をネットで調べてそこから端子の形を特定してみてください。
5.1chスピーカーをセッティング
5.1chのスピーカーを購入したら早速、ご自宅のリビングやお部屋に設置してみましょう。
お部屋の広さや、天井の高さ、画面からの距離、スピーカーの置き方はお部屋ごとに異なりますので、一つ一つポジションを設定する必要があります。
一般的なスピーカーのボジションは前に3つ、後ろに2つ+サブウーファーで、座る位置からスピーカーまでの距離をそれぞれお好みでポジションを決め、それぞれのスピーカーのボリュームを設定します。
少し、めんどくさい作業に思えても、最初に設定完了してしまえば、その後はその設定がシステムに保存されますので、都度に設定する必要はありません。
ぜひどんな臨場感が生まれるかを想像して楽しみながらセッティングしてみてください。
プレイヤーの設定
プレイヤーとスピーカーのポジションが終わり、接続が確認出来たら次はプレーヤー内の設定です。
お手持ちのBlu-rayやDVDのレコーダー、プレイヤーまたは、PS4やニンテンドーswitchなどのゲーム機の音声設定のメニューを確認します。
そこには、ビットストリームという項目があると思いますので、ビットストリームを選んでください。これを選ぶことで、5.1chサラウンドの音が各スピーカーに正しく送られます。
Nintendo Switchや、Wii Uになると音声の設定のところにステレオとサラウンドという選択があるので、サラウンドを選択してみてください。
5.1chのひとつひとつのスピーカーの音声チェックをする事が出来ますので、ぜひここまでの設定をして5.1ch楽しめる環境にしてください。
まとめ
5.1chサラウンドでおうち映画10倍楽しむためには
・最初はお手軽価格の中古品で5.1chスピーカーを揃えてみる
・中古品購入時は端子はHDMIかどうか必ず確認!
・スピーカーひとつひとつの距離と音量をシステム設定
・プレイヤー機器の設定はビットストリームを選択する
おうちで過ごす時間をより有意義に楽しいものにしてくれるのが5.1chサラウンドの魅力の一つです、こんなご時世だからこそ、ご自宅での映画時間を5.1chサラウンドを使ってワンランクアップさせて楽しんでみてください。
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