防音カーテンの選び方
防音に関するアイテムの中で、防音カーテンという商品が気になる方も多いかと思います。
今回、はより効果的な防音カーテンについてご紹介します。
防音カーテンの選び方「防音室に防音カーテンは不要!」
まず最初に誤解されやすいのですが、完成した防音室に防音カーテンは不要です。
防音カーテンはあくまで一般的なお部屋に取り付ける事で、普段よりも音が窓から漏れにくくなるという商品です。
しっかり施工された防音室に取り付ける事で更に防音性能は上がらないのでその点は無駄なコストをかけないようにご注意ください。
防音カーテンの選び方「防音カーテンの性能はどれくらい?」
一般的なお部屋にとって、防音カーテンは非常に効果があります。
音漏れしている部屋を外から聞いている時に、あっ静かになったなと実感できます。
実際にどれくらいの防音効果があるかというと、一般的な窓ガラス(ペアガラス)は元々の遮音性がおおよそ25dBの音が減衰できます。
そこに防音カーテンをすると、30dBくらいの音の減衰になり、防音カーテンがある時とない時では5dB音が減衰できる事になります。
もっと性能を高めたいという方は、以前ブログでもご紹介したインナーサッシを加えることで防音カーテンよりも効果を上げることができるのでお勧めです。
防音カーテンの選び方「防音カーテンでなくてもOK」
防音カーテンと宣伝されてないカーテンでも実は防音効果は得られます。
例えばベロア生地で作られているカーテンや暗幕として使われているカーテンは生地に質量があるので、元々吸音効果が非常に高いのです。
ですから、防音カーテンと書いていなくても、重たく重厚感のある素材のカーテンでしたら問題ありません。ご自身のお部屋のインテリアとマッチした色や柄を選んでいただければと思います。
まとめ
・防音室で防音カーテンを使ったら効果はほとんどない
・防音の手をつけてない空間で少しでも音を下げたい時はとても効果的
この内容はYoutubeでも配信させていただいております。
よりわかりやすくお話しさせていただいておりますので、ぜひご覧ください。
Youtube Budsceneチャンネル