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吸音効果が高いと何が変わる?落ち着く空間とは

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メリークリスマス!防音室の匠 Budscene並木です。
昨日のクリスマスイヴはどんな夜になりましたでしょうか?
今日は落ち着く空間について考えていきたいと思います。

私はは仕事柄、様々な場所でお茶などをする際にも音の響きに注目するのですが、皆さんは落ち着く空間と落ち着かない空間があるのに気付いておられますか?

例えは落ち着くな~と感じるホテルのエントランスなどは天井も高く、床に厚いカーペットが敷かれており、天井の仕上げや壁の仕上げにも吸音効果のある物が利用されています。
こういった落ち着いた空間は、吸音効果が高く保持されているのです。
そうすると、誰かと会話をする際にも音が聴き取りやすいので、一人一人の声が小さくなるので落ち着いた音空間へとなっていきます。

逆に、体育館のような音がメチャクチャ響く空間では、先生が静かにしなさい!と言ってもわずかな音も響いていくので、シーンとした環境にはまずなりません。そして一人が話し始めると、周りの人も会話を成り立たせる為に声が大きくなり反響する事でザワザワする空間になっていきます。
校長先生のお話も体育館の後方に行くと聴き取れないくらい反響していますよね。
こういった音空間の違いは、ファミレスでも比較できますしレストランでも比較できます。
騒がしいな~と思ったお店は天井が低く、床も反射するビニールタイル。そして椅子もビニール生地。などで作られているはずです。

落ち着いた空間には落ち着いた空間にする為のこだわりがありますよ。

防音室を癒しの空間としたい方も多くおられますので、音を防ぐだけでは無く、音の響きを考慮し、視覚でも聴覚でも
癒しの空間として演出できる材料の知識なども防音室のプロデューサーには必要です!

防音室の匠 Budscene並木でした。

落ち着く空間

並木 勇一 株式会社Budscene代表取締役
防音室・ホームシアターの専門家として、防音室の設計デザインから音響空間のデザインまで手掛けています。 音に関するお悩みを解決するきっかけになればと考え、正しい情報を元に防音に関するノウハウや情報を発信しています。
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