【事例39】-海外から隣人騒音トラブルのご相談-
アメリカ在住です。
築40年以上の物件を購入したのですが、隣人の騒音に悩まされています。
防音のお悩み相談・質問コーナー。
今回のゲストは、アメリカ在住・最近築40年以上のタウンハウスを購入したlさんです。
では、ご相談・ご質問をどうぞ!
こんにちは。
アメリカ在住のlと申します。
最近築40年以上のタウンハウス(※1)を購入したのですが、隣の人のテレビの音・話し声・足音が夜中まで続いて困っていたところ、御社のYouTubeチャンネルに辿り着きました。
※1 タウンハウス・・・隣の住戸と壁がつながっている戸建て風の住宅で、マンションやアパートのような集合住宅の一種。
防音に関しては全く知らない世界だったので、ものすごく参考になりました。
動画を拝見して
・衝撃音と天井からの音を防ぐのはとても難しい
・もう一枚壁を増やすことや重さで音の減衰をする
などを学び、隣との間の壁に防音DIYをしてみることにしました。
アメリカでも、石膏ボードやグラスウールなどと同じような材料は手に入るのか??という調査からですが。
動画でわからなかった点をアドバイスいただきたいです。
心中お察しいたします。
古い海外の建物は、音に関する配慮はないと耳にすることがあります。
まさに!という物件なのですね。
ご質問はどのようなことでしょうか?
ありがとうございます!
①壁にFuse Box(※2)があります。(図参照)
防音のために完全に覆ってしまうと災害時など不便そうなので、パカっと取り外し可能な対策方法にしたいのですが、防音性は下がってしまうでしょうか?
※2 Fuse Box・・・様々な電源が集約された箱。
②床に近い場所にBaseboard Heater(※3)がある部屋があります。(図参照)
この場合、暖かい風が上に行くため間仕切りをどのように設置したらよいか迷っています。もし過去に似たようなケースがあればお聞きしたいです。
※3 Baseboard Heater・・・温水や蒸気を熱源とする放熱器の一種。 室内の幅木の部分に取り付けられる形式で、足元を暖かくしつつ自然対流により室内をまんべんなく暖房できる。
ボックスがある時点で音は間違いなく抜けやすくなっていますね。
そして空調の吹き出しも隣居側に付けてあるので厄介です。
空調吹き出しがかなり影響を与えていると思うので、新しい壁をもう1枚、部屋の元の壁から40 cmほど離して創りたいところです。
間取り的にはいかがでしょう?
複層壁の背面をダクトにして、新たな吹き出しを天井側に作るイメージになります。
ボックスはいざという時に取り外せるように、複層壁の一部をパネルにするとよいでしょう。
とはいえ、かなり難しいDIYになり、吹き出しを作るため満足な遮音性が確保できない可能性も高くなります。
吹き出しは、床付近よりも天井付近の方が音は聞こえにくく感じるはずです。
もしくは廊下のような一部屋を設けて遮音するイメージになります。
こちらの動画を参考にしてみてください。
【【宅内防音】引き戸や防音困難な間取りを防音する方法!】
このような返答しかできず申し訳ございませんが、非常に難しいケースといえます。
複層壁の件、ボックスを取り外せるようにパネルにしてみます!
丁寧に答えていただきありがとうございます。
相手側にもカーペットを敷いてもらうなどできたらいいのですが、音に迷惑している側の対策は本当に難しいですね!
Baseboard Heaterですが、温かい風が出るようなタイプではなく、空気がゆっくり循環するような感じなんです。
なので天井付近まで温かい風が登るかは不明です・・・💦
調べてみたところ、下図のように空気が移動できるみたいです。
ただ、間仕切りと壁をくっつけることになるので防音としては難しいですよね?
そうですね。
間仕切りと壁がくっついていると防音性は低くなってしまいます。
少し離したところに壁を創り、空気層を設けると防音性は強化されます。
承知しました!
ありがとうございます。
やってみます!
問題を無事に解決できるように応援しています。
これからも音に悩んだら、お気軽にご連絡ください!