【事例57】-二重扉のDIYについて-
一軒家で隣室への音漏れ対策をしたく、防音壁のDIYを検討しています。
壁だけでなく、ドアも二重扉にしようかと考えているのですが、どのようにすればよいでしょうか。
防音のお悩み相談・質問コーナー。
今回のゲストは、DIYで二重扉を設置したいγさんです。
では、ご相談・ご質問をどうぞ!
はじめまして。
YouTube動画で御社を知り、連絡させていただきました。
よろしくお願いいたします。
はじめまして。
動画を視聴くださり、ありがとうございます!
どのようなお悩みなのか状況をお聞かせ願えますでしょうか?
木造の一軒家に住んでいます。
建物内・隣室への音漏れ対策として、隣室側の壁とドアを二重にするDIYを検討しています。
ただ、壁は室内に製作できるのですが、ドアは内開きのため部屋の外側に新しく設置しようと考えています。
拙いですが、計画図を添付いたします。
斜線部が今回施工しようと考えている部分です。
こちらは効果のある施工となるでしょうか。
まずは数値上のゴールをセッティングしましょう。
下記を参考に、何dBの減衰値を確保したいか、数値化してみてください。
【防音を考える際に最も重要な事はゴールセッティング!】
遮音性能が10〜15 dBほど向上したらよいな、と考えています。
元々の壁は9 mm厚の石膏ボード2枚です。
これに、バドシーン様の動画を参考に、新しく防音壁を作成しようと考えています。
防音壁は12 mm厚の石膏ボードを2枚重ねにするつもりです。
音の減衰値は10~15 dBほどの向上をご希望なのですね。
では次に、現状でどのくらいの遮音性能を確保しているかを確認してみてください。
既に20 dB減衰されているのか?40 dB減衰されているのか?によってDIYの難易度は全然違ってきます。
・室内から廊下に対して何dB減衰しているか?
・廊下から隣室に対して何dB減衰しているか?
・室内→隣室で何dB減衰しているか?
などの数値が把握できると、ミスなくロスなく取り組めるはずですよ。
「どのくらい防音したいか」というゴールセッティングの数値が同じでも、既にもっている遮音性能が高いほど、新たな遮音性能は得にくくなるんです。
そうなのですね💡
素人測定なのでどこまで正確かは分かりませんが、現状の遮音性能は
・室内→廊下 15 dB減衰
・廊下→隣室 12 dB減衰
・室内→隣室 23 dB減衰
でした。
この状態で15 dB向上は難しいでしょうか。
部屋同士の遮音性能を、現状と合わせて40 dB以上確保できればよいのですね。
下記の内容の組み合わせで十分に確保できるはずですよ。
◆間仕切り
【DIYで壁の防音性強化を実施し検証まで】
◆ドア強化(リストの後半)
【DIY防音ブース】
◆ドア部の間取り防音
【【宅内防音】引き戸や防音困難な間取りを防音する方法!】
動画を添付くださり、ありがとうございます。
参考に作成させていただきます。(間仕切りの柱にはラブリコを使う予定です。)
素人施工でドアを外付けで二重にするよりは、防音ブースの動画で紹介されているような遮音シートを使った既存ドアの強化の方が効果的でしょうか。
(部屋が狭いため、部屋内にもう一つ廊下を作る施工は断念しております。)
ドアの外付け二重でも、防振や気密の確保ができれば、10 dB以上向上させられることも可能ですよ。
隣の部屋に対する音は
・直接壁を通過
・廊下からの回り込み
の両方が考えられるので、まずは壁を強化して、それでも廊下からの回り込みが強いようであればドアも考えていく、というように段階を踏んでもよいかと思います。
ご回答いただきありがとうございます。
まずは壁の施工を行い、不十分だった場合ドアの施工を行うことにします。
もう一つ教えてください。
数々の動画で、遮音において音を遮る材料の重さが重要なのは理解しましたが、配置はどうなのでしょうか?
DIYの際、ドア板全体に均等に板などを貼るのが望ましいのか、ドア板のどこか1ヶ所に重さを集中させるようなかたちでもよいのか、わからずにおります。
例えば、ドアの中央にボーリングの玉を乗せたとしても遮音性能は上がりません。
音(振動)の伝わりを抑えたい場合は、重さを1ヶ所に集中させるのではなく、満遍なく重さを加えることが効果的です。
下記をご参照ください。
【【任せるな!】防音の設計は自分でやった方が良い!あなたの方がリフォーム業者よりも知識を持っています!】
理解しました。
いくつもの質問に動画も交えてお答えいただき、ありがとうございました。
いただいたアドバイスをもとにDIYに取り組もうと思います。
DIYが成功するように願っております、
頑張ってください^^


