1. バドシーンに発注した経緯
今回のプロジェクトは、マンション内で映画や音楽鑑賞を楽しむために、他の住居への音漏れを防ぐ防音室を構築するものでした。オーナー様は、アメリカと日本を行き来するライフスタイルをお持ちで、打ち合わせの多くはZoomを使用した遠隔での進行が求められました。また、オーナー様はバドシーンのYouTubeチャンネルを以前から視聴されており、防音施工に関する知識が深く、浮き構造や遮音性能に関しても理解があったため、打ち合わせがスムーズに進みました。
2. 目指したこと
プロジェクトの目標は、6畳2部屋を12畳の広い防音室に統合し、開放感のある多目的空間を提供することでした。ホームシアターとしての臨場感を最大化するため、クリアで豊かな音響体験を提供しつつ、映画館さながらの立体音響を楽しめる空間を実現することを目指しました。また、防音性能の高い空間を構築することで、住環境を損なわずに趣味の音楽・映像鑑賞を存分に楽しめるようにすることも目的でした。
3. 工事はどのように進んだか
工事では、まず既存の6畳の2部屋を取り壊し、12畳の広い防音室として再構築しました。防音材や吸音材の選定はオーナー様と細かく打ち合わせを行い、壁には高密度の吸音材を使用して音の反射を抑えました。さらに、外部からの騒音を遮断するために複層構造を採用しました。また、天井には7.0.6chのDolby Atmos対応スピーカーを6箇所に埋め込み、立体的な音響空間を提供。音響・照明・空調も慎重に設計し、快適で本格的なホームシアターを作り上げました。
4. 完成後のお客様の感想
オーナー様からは、完成した防音室について「期待を上回る仕上がり」との嬉しい感想をいただきました。特に、Dolby Atmos対応のスピーカーシステムによる臨場感ある音響体験に驚かれ、調光可能な照明設備や消音ダクトの設計に関しても満足していただけました。また、施工後も他のマンションにおける簡易的な防音仕様のご相談をいただき、現地工務店向けに指示書を作成するなど、アフターサポートにもご満足いただけたようです。
5. バドシーンだからこそ実現した価値とは
今回の施工では、オーナー様のこだわりとバドシーンのノウハウを融合させ、マンションでの最高水準のホームシアター空間を実現しました。バドシーンは単に音を防ぐだけでなく、音響・照明・空調などの環境設備を含めたトータルな空間設計が強みです。さらに、遠隔での打ち合わせや個別カスタマイズの対応により、お客様のニーズに合わせた防音室作りをサポートできる体制を整えています。このプロジェクトでは、細かな壁紙や電源配置に至るまでオーナー様と相談しながら、理想的な空間を提供することができました。
お部屋の紹介をYOUTUBEで行っておりますので参考にしてください↓
https://www.youtube.com/watch?v=JyCdCOPJDHo