防音室の正しい性能測定①「防音室のゴールは性能測定」
防音室の性能測定は最も重要な作業工程になります。出来上がった防音室の最終的な性能を証明するのが防音の性能測定になります今回はその測定方法を説明していきます。
防音室の正しい性能測定①「性能測定は防音室のゴール」
完成した防音室にきちんと希望した防音性能が備わっているかどうかは、お客様にとって最重要事項だと思います。
ただ、音というのは目に見えないものですから、体感で感じるだけではなく、しっかりとした数値で性能保証してくれるメーカーを選ばなければいけません。
カタログ上ではなんとでも言えますが、完成したお部屋の性能測定は数値が全てです。ごまかしは一切ききません。
防音室が完成して終わりではなく、性能を測定し防音性能保証をする。そこまでの工程が防音室完成の最終的なゴールになります。
防音室の正しい性能測定①「防音室の性能測定に必要なもの」
防音室の性能測定に必要なものを紹介していきます。
・スピーカー
・アンプ
・ノイズ発生器
・騒音計
この4つのアイテムが必ず性能測定には必要です。
まず、防音室の中でスピーカー、アンプ、ノイズ発生器を使いノイズを連続音で発生させます。それを防音室の外から騒音計を使い、設計通りの防音性能が発揮されているかどうかを測定します。
ここで重要なのはどんな騒音計を使っているかです。
騒音計には用途別に種類があるので、その違いも知っていると防音室の性能測定をしっかり把握することができます。
まとめ
・防音性能を測定することで防音室は完成する
・防音性能には騒音計が重要
次回は、防音室の性能測定に使う騒音計について詳しく説明していきます。
この内容はYoutubeでも配信させていただいております。
よりわかりやすくお話しさせていただいておりますので、ぜひご覧ください。
Youtube Budsceneチャンネル