【事例50】-防音DIYで吹奏楽の練習をさせてあげたい-
子供たちが吹奏楽をしています。
家で楽器の練習をできるように、防音DIYでの対策を教えていただきたいです。
防音のお悩み相談・質問コーナー。
今回のゲストは、自宅で子供たちに吹奏楽の練習をさせてあげたいwさんです。
では、ご相談・ご質問をどうぞ!
防音室について調べていた時に、貴社のHPをみつけました。
子供たちが吹奏楽を始めたので、自宅のウォークインクローゼットをDIYして防音強化しようと思っています。
どのようにしたらよいか、ご教示いただけますでしょうか。
はじめまして。
吹奏楽でも色々と楽器がありますが、お子さまたちは何の楽器をしているのですか?
お住いの状況も教えてください。
子供たちはアルトサックスとオーボエをしています。
自宅は、3階建て鉄筋コンクリート造マンションの2階です。
練習部屋は真ん中の部屋を予定しています。
近隣からクレームがこないような造りにできるでしょうか?
アルトサックスもオーボエも演奏すると音量は90 dBを超えてしまいます。
隣接住居に対して25 dB(夜の室内の環境騒音)ほどを目安に考えると、65dB以上の減衰が必要になります。
(これはDIYでプラスする防音性能ではなく、近隣住居と音源とを隔てる壁・天井・床などを含めた、トータルの防音性能の値です。)
まずは、DIYでプラスする防音性能を把握するために、どんな音をどこに対してどれだけ防ぎたいか?を数値化してみましょう。
下記をご参照ください。
【【防音DIY】最短最速で防音の結果を出す方法!】
満足な遮音性能を確保するには、
・防音ブースを室内中央に置く(距離減衰を図るため)
・部屋を丸ごと防音室として施工する
というかたちがよいでしょう。
ブースは楽器メーカーからユニット式ブースも販売されていますが、DIYで製作することも可能です。
DIYでブースを作る場合は、下記URLをご参照ください。
【【10万円】完全解説!防音のプロがDIYで防音室を創る】
このブースは約30 dBの減衰が可能なので、部屋の中央に設置+下階への防音層を工夫すれば近隣住居にはほぼ聞こえないでしょう。
ブースをクローゼットに設置する場合は、隣接する住居(上下横)に対して、30 dB程の性能では不足かもしれません。
また、クローゼット内の施工は内側からしかできないため、どうしてもDIYの難易度が上がってしまうことにもご注意ください。
クローゼット内設置への工夫としては次の点が考えられます。
・外側分の石膏ボード2枚を内側に貼らないといけないので、ブースをマトリョーシカのようにして更に小さいブースを創る。
・ドア部は特に音が漏れるため、内開き+外開きの2枚ドアにする
・動画通りの外開き1枚にする場合は、クローゼットドアを外し、防音ガラス引き違いのサッシを加える。
アドバイスありがとうございます。
防音ブースの動画を拝見いたしました。
その上で質問なのですが、「マトリョーシカのような感じ」がわからなくて・・・もう少し詳しくご説明いただけると嬉しいです。
また、階下への防音層への工夫はどのようにすればよろしいですか?
マトリョーシカは人形の中に人形が入っているロシアの特産品です。
「マトリョーシカのような感じ」とは、ブースの内側にさらにもう1つブースを作ることを指していました。
動画のようなブースを作り、更に内側にもう1つブースを作れば、下記URLのピアノスタジオと同等の遮音性能が確保できるはずです。
【Budsceneの防音室で、限られたマンションスペースでものびのびとした演奏を!-施工事例7.マンションの小さな防音室-】
階下への防音層としては、下記URLのような製品で防振床を作り、防音ブースを乗せるとよいでしょう。
【淡路技建製品案内】
ありがとうございます!
それから、防音ドアでおすすめのものがあれば教えていただけないでしょうか。
防音ドアも、どんな音をどこに対してどれだけ防ぎたいか?の数値次第です。
追加の防音性能が
・30 dB未満の減衰 → 木製の防音ドア(25万円程)
もしくは、一般のドアを防音強化(ブースの動画参考)
・35 dB以上の減衰 → スチール製の防音ドア
といった選択肢になります。
スチール製の防音ドアが必な場合は、ご紹介もしくは弊社からの送付も可能ですよ。
動画に映っていたのは一般のドアだったのですね💡
工夫すれば活用できるのがわかって嬉しいです。
だいぶ時間はかかると思いますが、子供と一緒に頑張ってみます。
ありがとうございました。
またご連絡させていただきます。
これからも音に悩んだら、お気軽にご相談ください!


