複数の防音メーカーにお問合せをする中、以前に一度訪問してくださっていた
Budsceneに連絡を再度いただき、再度お打ち合わせをしている場で契約を決めてくださりました。
ご家族が不安を抱えていたのはご主人のトランペットの演奏音。
ご家族はとても大きな音という認識でしたがBudsceneショールームで実際に演奏いただき、周波数の分析、そして実際に建物の外に漏れる音を体験いただきご家族でいろいろ体験してきた防音メーカーとの違いを感じていただけたとの事です。
金管楽器や木管楽器は騒がしい音に感じる方が多いため、音も大きいと思われがちですが、
高い周波数の音は特に防音効果を大きく得る事ができるのです。
そこをショールームで体験いただき、Budsceneの防音室に安心感を持っていただく事が
できました。
内装の打ち合わせでは、ご家族で一部意見も食い違う中、サンプルを多数準備してご家族で相談いただく時間を設けた事で、家族会議で決定いただいたとの事。
小さな部屋でもホールのような気持ちで演奏できる空間を目指していた
ご家族には希望以上の部屋になったと喜びの連絡をいただいております。
深夜でも安心してトランペット、ヴァイオリンの演奏ができるスタジオが完成しています。
施工の難しかった点としては、ヴァイオリン演奏の弓が天井に当たらないよう
天井高さをなるべく確保する事! そして、部屋の隅に設置されてしまっているドア位置は
躯体構造の関係上移動が出来ないため、そのままの位置でなるべく広い間口を確保する事! でした。
天井は一度解体をしてスケルトンにして、木造住宅の梁下ギリギリで防振を取った施工ができるよう大工さん電気屋さんに協力いただき、満足な天井高さを実現しています。
ドア部は少し横幅の狭いドアではありますが、ミリ単位で防音ドアを製作し、廊下から見た際に違和感が出ないよう大工さんの造作で開口部を装飾しています。