03-4400-7678 お問い合わせ

防音室工事のバドシーン

TOPICS

防音室を創る際にこれだけは知っておくべき事②「防音室の防音工事の種類による性能の高さを風呂桶で考える」

防音の仕組みを知る

前回の記事>>

防音室を創る際にこれだけは知っておくべき事①「防音室の防音性能は風呂桶理論で考えろ」

 

後悔しない防音室創りを考える時は、風呂桶理論を使うとわかりやすいという説明をさせていただきました。
今回はこの風呂桶理論を使って更に防音室の作りの考え方のポイントを知っていきましょう

 

風呂桶理論のおさらい

まずは前回のおさらいです。風呂桶を防音室と見立てて考えます。

・風呂桶を構成する板の数→防音工事の数
・板の高さ→防音性能の高さ
・入れる水の量→音量

この3点を想像しながら考えていきます。

小さな風呂桶と大きな風呂桶

防音室を風呂桶理論で考える時、入れる水は音量として考えます。
少量の水を入れるのであれば風呂桶は小さく浅めのものでいいでしょう。

防音室も同じで、小さな音量で利用するなら必要な防音工事は最小の範囲でいいでしょう。
しかし、大量の水を入れるのであれば、その水の量に見合った大きな風呂桶が必要になります。

防音室を大音量で利用したいとなると、多くの防音工事が必要となります。

防音室の部分的な工事の難しさ

お客様のご相談でよくあるのが、「窓だけ防音効果をもっと高めたい」や「床は防音に影響なさそうだから工事を削減したい」といった部分的な工事の防音性能の上げ下げという要望です。
これを風呂桶理論で考えてみましょう。

防音性能を決めるのは風呂桶を構成する板の高さです。
窓の工事の板の高さだけ高くして、その分床の工事の高さを低くします。

なんだかいびつな風呂桶になってしまいました

一部の板の高さを高くしたからといって入る水の量は変わりませんし、一部の板の高さを低くしてしまうと今まで入っていた水が漏れてしまいます。

一箇所の防音性能を上げたからといって、防音室全体の性能が上がるということは決してありません。
逆に一部分だけ性能を下げてしまうと防音室全体の性能がそれに伴い下がってしまいます。

風呂桶に入る水の量に対して、全ての板の高さを揃えなければ、水は溢れてしまい、音は漏れてしまうのです。
防音室の性能を上げたいと思った時は、防音工事の全てを同じ性能に揃えることが無駄の無い防音室創りと言えます。

まとめ

2回に分けてご紹介しました風呂桶理論

・防音室を考える時は水の漏れない風呂桶を作るイメージで
・使いたい水量(音量)に合わせた風呂桶(防音室)を作る
・一部分の防音性能を高めても防音室の性能は変わらない
・一部分の防音性能を下げてしまうと、防音室全体の性能は下がってしまう

防音室をどう創ろうと考える時、ぜひ風呂桶理論を思い出してみてください。

 


 

この内容はYoutubeでも配信させていただいております。
よりわかりやすくお話しさせていただいておりますので、ぜひご覧ください。

Youtube  Budsceneチャンネル

 

CONTACT